夏の省エネ・節電対策について(2012年)



 豊中市が夏の節電対策を実施するにあたり、当団体が豊中市から受託・運営している環境情報サロンでも同様の実施の要請があったことを踏まえ、当団体では以下のように対処いたします。

■豊中市の節電対策
・期 間:2012年7月2日(月)〜9月7日(金)
・目 標:期間内の総使用電力量の平成22年度比15%以上の節電
      9時〜20時までの間の使用最大電力の平成22年度比15%以上の節電
・取り組み:昼休みを13時15分〜14時に移動
       市役所庁舎での空調機の運転時間短縮
       室内照明の間引きや消灯
       クールビズの実施

■豊中市からの主な要請内容
・昼休みの時間を移動
・照明の消灯の徹底
・空調の設定確認と運転時間の短縮
・OA機器などの節電
※市と同じ期間の実施(団体内の決定により開始が少し遅れてもかまわない)

■要請に対する当団体の考え方
・環境団体として、夏の省エネや節電に対する取り組みは重要なことであり、要請に対して可能な範囲で実施を行う。
・ただし、省エネや節電のために環境情報サロンでのアジェンダ活動を抑制するものではなく、また、電力ピーク時間帯のアジェンダ活動については、節電に配慮するものの、行動を制限することはしない。
・以下の点については、今回の取り組み以前からすでに実施しているため、前提ととらえ、今回の取り組み内容には含まない。
   サロンスペースは使用時のみ点灯
   トイレは使用時のみ点灯
   空調の室温は冷房の場合、原則28度設定
   複合機(コピー機)の待機時の省エネ設定
   気温に応じた服装の着用

■数値目標と考え方
・従量電灯A、低圧電力のいずれも、2010年度比15%削減する(詳細を参照)。
・15%削減の省エネ対策のうち、可能な範囲で特に需要が多いとされる13時〜16時の省エネに努める。
・期間は7月2日(月)〜9月7日(金)とする。ただし、数値目標は把握可能な期間の兼ね合いなどで、前後の期間も含んだ評価とする。
・従量電灯AはエコSUN市民発電とも連動しており、本来であれば関西電力への売電分を控除して評価すべきところである。しかし、評価が複雑になることや節電の視点から、関西電力からの購入量における数値のみを削減の対象とする。
・低圧電力は2011年度に15%削減を達成しているが、引き続き省エネに努める。
・数値目標は当団体の努力目標とし、達成にかかわらず、何らかの制約等を受けるものではない。

◇従量電灯A(照明・コンセントからの電源等)
   評価の対象とする期間:2012年7月1日〜9月7日
   目標値:期間中の合計値から15%削減
   数値把握:エコSUN市民発電の設置モニターの買電量
従量電灯A 2010年度
基準値
2011年度
(参考)
2012年度
目標値
7月1日〜31日 309 kWh 277 kWh (262)kWh
8月1日〜31日 401 kWh 330 kWh (341)kWh
9月1日〜7日 75 kWh 81 kWh (64)kWh
合計 785 kWh 688 kWh 667 kWh
※カッコ内は目安の目標値

◇低圧電力(空調等)
   評価の対象とする期間:2012年6月22日頃〜9月23日頃
   目標値:期間中の合計値から15%削減
   数値把握:7月・8月・9月分の検針票
低圧電力 2010年度
基準値
2011年度
(参考)
2012年度
目標値
6月22日〜7月22日 248 kWh 276 kWh (210)kWh
7月23日〜8月24日 520 kWh 358 kWh (442)kWh
8月25日〜9月23日 407 kWh 287 kWh (346)kWh
合計 1,175 kWh 921 kWh 998 kWh
※期間は2010年度の検針票のため、2012年度の期間は前後することがある
※カッコ内は目安の目標値

■期間中の取り組み
項目 実施内容 実施範囲
昼休みの時間 昼休みを13時〜14時に移動する
※インターン生の昼休みは原則12時〜13時とする(募集時の条件)
※照明の切り分けの効率化などから、業務で通常の昼休みを取る職員がいる日は、
 他の職員もそれに揃えるなど、柔軟に対応する
事務局
照明の消灯 昼休み時間中の事務所スペースの消灯
※サロンスペースは対象外(使用時のみ点灯のため)
事務局
空調 空調機の運転時間を1日あたり1時間程度削減
※過去の標準利用時間8:45〜17:45における削減分
※室内温度の状況を考慮して実施時間を判断
※室内温度の状況を見ながら、扇風機の導入を検討する
※可能な範囲でピーク時のカットも試みる
※サロン2階は利用が限定的で、夏の室温も高いため除外する
事務局
サロン1階
OA機器など 1時間以上離席する場合のパソコンの電源オフ 事務局
プリンターは使用時のみ電源を入れる
※複合機はFAX受信を兼ねているため、対象外とする
昼休み時間中に不要なパソコンの電源オフ
※問合せや活動対応のため、少なくとも1台はつけておく
ノートパソコンはピーク時のみバッテリーで使用
※所有するパソコンの台数などから、デスクトップパソコンは従来どおりとする
給湯はガスコンロを利用
※ガスと電気ポットを併用していたのを、期間中はガスに統一
電気ポットから魔法瓶タイプのポットに変更
※魔法瓶タイプのポットを導入後から実施する
その他 取り組みと結果について、当団体ホームページ等で公表する 事務局


印刷用の資料(192KB)

夏の省エネ・節電対策の結果(69KB)