「エコライフカレンダー10年記念写真展」報告

 

日 時:20131月29日(火)〜2月1日(金)

会 場:豊中市役所第2庁舎北ロビー

テーマ:「エコライフカレンダー10年記念写真展」

来場者:437人 スタッフ:10

エコライフカレンダーを飾った写真や豊中市内の小動物を撮影した作品70点が展示されました。 

 

展示作品について

 展示作品は、豊中北部・主に千里川あたりで撮影されたものです。身近なところで見かけ、何となく見過ごしてしまいそうな、小さな命の不思議さと驚きの感動が作品になっています。

 鳥たちの羽繕い、飛翔、子育て・・・、必死に獲物を捕らえる様子。それらの小さな生き物を観察していると、住宅街の片隅で、彼らが懸命に生きようとしているのに心を打たれます。生命の神秘、尊さ、喜びが知らずしらずのうちに伝わってきます。そして自然の大切さに改めてきづかされました。そんな生き物たちの姿を撮影した作品70点です。

エコライフカレンダーについて

 なお、これらの写真はNPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21生活部会で作っている、エコライフカレンダーのために撮影された作品です。エコライフカレンダーは、環境家計簿として生活の中で排出するCO2を意識し、少しでも減らそうという活動です。ご賛同いただきモニターになっていただければ幸いです。

 

観覧者の反響

  会場には毎日100人以上、4日間で延べ437人の方々が観覧してくださり、「感動した!」と暖かい嬉しい感想が沢山寄せられました。来場者方々とお話しながら会場を回ることで市民との交流ができたことも大きな収穫でした。

 期間中のイベントとして、スライドショーとトークを小一時間2回開催しましたが、最後まで熱心に、和やかな雰囲気で楽しんでいただき、こんな世界が身近にあるなんて驚きだと感激していただいて,予想以上の反響に驚いています。

 

写真展を終えて

小動物たちとの出会い

70枚の展示作品の背景には数多くのシーンがあります。ご覧いただいた写真はほんの一部です。 来場者は、「こんなシーンによく出会いましたね、辛抱強く待っているのは大変ですね。」と言われましたが、カメラ散策の道すがらの偶然の出会いのなかでのショットばかり、 小動物たちとの自然な流れのなかで生まれたシーンの数々を見せてくれた小動物たちに感謝したい気持ちでいっぱいです。 何か自然界との不思議な巡り合わせを感じないではいられません。

観覧者との出会と交流

会場には市役所へ所用で来られた方のほか友人や知人も沢山きてくれました。通りすがりに立ち寄った人とも展示作品を通じていろいろお話ができました。身の上話まで話す高齢者の方がおらたり、写真展を機会に沢山の方々とコミュニケーションをもつことができたことを、とても嬉しく思いました。

部会員との協働作業

今回の写真展は、NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21生活部会・わいわいクラブのメンバーと、半年以上前から企画し準備を進め、作品のレイアウト・会場設営、展示期間中の当番など長期間の協働作業の賜です。また写真展を無事終えたという達成感を共に味わうことができ、仲間の絆が一層深まったと実感しました。               

平成25年(2013年)2月12日 宮田 健 記

 

写真展から〜カルガモの冒険旅行









 

1.母ガモは堰から飛び降りたり、上がったりをくり返し辛抱強く誘導しています。

2.雛は下を覗いて“怖わーい”どうしょう。母ガモは優しく見守っています。

3.堰の下では先に飛び降りた元気な雛が・・・“早く降りておいで!”

4.躊躇していた雛は思い切ってジャンプ

5.最後の雛が飛び降りると仲間の雛たちが寄ってきて次なる冒険旅行へ・・・

  コガモたちはたくましく育ってゆきます。

                           以上


(2013・4・10(水)更新  猪尾 英雄)