企画屋本舗プロジェクト

活動報告

◇子どもと皮膚と太陽◇(このタイトルは、市橋正光著ディーエイチシー刊の同名の本より借用)

2002年9月14日(土)14:00〜16:00 岡町図書館
講師 萩由美子(ストップフロン全国連絡会理事・環境カウンセラー・バイオリニスト)

アジェンダ21推進会と服部図書館の共催で、講演会の後バイオリン演奏がありました。
萩さんは、「しんどい話のあとで、心を癒してもらうため」と、演奏されるのだそうです。
訪米したとき、海外に較べて日本の紫外線対策が遅れているのに驚き、運動を始めたとのこと。

紫外線から私たちを守ってくれるオゾン層の破壊の現状は怖いほどでした。
紫外線を浴びると難病になる子どもたちのビデオには胸がふさがりました。
また、プールの覆いや袖のある水着、日よけ布付き帽子、公園に木陰をつくるなど、さまざまな工夫で、子どもたちを外で遊ばせる実例も紹介されました。

1台の冷蔵庫をフロン処理せずに捨てると、霞ヶ関ビルくらいの量のオゾンが破壊される、という話にはびっくり!
私たちも加害者にならないよう、クーラーや冷蔵庫の買い替えに気をつけようと思いました。
「安全な冷蔵庫を!」の声に答え、日本でもノンフロンの冷蔵庫が発売されだしたとのこと。
会場は、子連れの若いお母さんが目立ちました。参加は30人でした。
アンケートには「子どもに日よけ帽をかぶせる」「とてもためになった」などの意見がありました。