企画屋本舗プロジェクト
◇わがまち とよなか 再発見◇
◇第7回 ちょっといい豊中 見つけに行こかウォーク◇
◇豊中に谷?!〜泉丘・五郎谷から日本民家集落博物館へ◇
2007年10月14日(日) 9:00〜12:30
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豊中中央防災倉庫
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豊中中央防災倉庫
9:00に市役所前を出発。豊中中央防災倉庫 へ。市の危機管理室の方に、特別に中を見せてもらう。
災害時用の毛布、アルファ米5万5千食、地下には飲料水百トン、雑用水百トン(小学校プール約半分)を備蓄。外には非常用トイレが
10基設置できる。
他の地区では学校のプールが消火やトイレの水に。
また、校区ごとの自主防災組織づくりに出前講座や、実地訓練も。
非常時は、やっぱり「ご近所の底力」!?
八坂神社
次は、八坂神社をめざす、キンモクセイの香。市民農園では、薄紫のナスの花が美しい。
熊野町の八坂神社の歴史は一千年を超える。
阪神・淡路大震災で倒壊した鳥居も再建され、巨樹の茂る境内は静かだ。時おりヒヨドリが静けさを破る。
特別に収納庫に入れていただき、台額を見学。裏側まで色々細かい細工があり、見飽きない。
鳳凰 、龍、天狗、麒麟 、亀、虎、兎、鶴に瑞雲、松、梅などが、黒地に金で飾られている。
子ども用もある。
宮司さんに説明していただく。祭では太いろうそくを中に灯し、30人がかりで担ぐ。(昔は8人とか)
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五郎谷に至る風景
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五郎谷の田園風景を楽しむ
所有者のご好意で、私有地の畑の道を歩かせてもらう。土の香り。「ここが豊中?」と思うような田園風景。
キチキチとモズが鳴く。
みごとな柿とミカンの木が並ぶ。残念ながら、柿が熟すのは、11月末とのこと。
近くの無人野菜販売スタンドで、女性陣はお買い物。
葛 の花のような赤紫のタンキリマメが咲いていた。
日本民家集落博物館(服部緑地)
日本初の野外博物館。ダムに沈む民家などを、豊中市が移築。関西財界が協力した事などを副館長から説明を受け、
続いて自然部会員の三宅さんからどんぐりの種類や見分け方の解説を聞き、自由見学に。
北は南部の曲家(まがりや)から、南は奄美の高倉まで、風土に合った民家が木々の間に点在する。
重要文化財も多い。ボランティアが囲炉裏に火をたき解説してくれる。
能勢の民家の元の住人は、正月飾りや、田植え開始の合図にツツジを飾りに来られるそうだ。
夏、蚕が桑を食んでいた白川の民家では、絹糸がひっそり光っていた。
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民家集落博物館 (能勢摂津の民家) |
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日本民家集落博物館で説明を聞く
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(井下祥子)